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場所の記憶と、暮らしていくこと

体調が戻り

診察も無事終了したので

自宅へ帰りました。

 

赤ちゃんが動いていないことが分かってから

バタバタと実家へ行ったので

お腹の赤ちゃんが空にかえってから

初めての帰宅。


結構元気になったと思っていましたが

流産が分かってから歩いた道を歩くと

悲しくなり涙があふれてきました

初めて「私が殺したのかもしれない」という罪悪感のような思いが湧いてきました


頭ではもちろん「違う」とわかっていましたが

それでも

その想いは私の中に「ある」んだと

そっと寄り添うことにしました

 

家に帰り

いつもと同じように過ごしていても

よみがえるのは

赤ちゃんがおなかの中にいた時のこと

 

この時期も

その後の日々が上書きされるまでは気持ち的に

なかなか大変でした。


でも

我が子のお世話があった分

一緒にたくさん笑った分

少しずつ少しずつ

気持ちも戻っていく感覚がありました

 

 

朝起きて

ご飯を食べて

着替えて

出かけて

帰ってきて

お風呂に入って

寝る

 

その繰り返しに

救われていきました


そして

ようやく

お腹の中の子のことを

書いてみよう

書きたい

という気持ちにしたがって

こうして書いて出すことができるようになりました


Womb room

IKUKOのお部屋です。 2017年第一子を出産。妊娠出産育児での気づき、パートナーとのことなどなど。 好きなもの、考えていることを載せていきます。

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