今期の火曜10時のドラマ「カルテット」
坂元裕司さんが脚本なので、毎週楽しみに見ています。
先週、
「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」
というセリフがあって
それがすごくいいなって思って
それと同時に、
泣きながらご飯食べるとこんな味だよね、こんな感じだよねっていう記憶が呼び起されてきて
苦い記憶だけれど、
それがあるから、この言葉がじんわり自分にしみてきて
それは、とても豊かなことだなぁと思った。
今はおおむね幸せだけれど
これまでいろんな経験をしてきて
これから先いいことなんか一つもないって絶望したことも
明日なんか来なきゃいいのにって消えたくなったことも
ものすごく後悔していることも
悔しくて悔しくて泣いたことも
どうしようもなく悲しかったことも
今の自分が様々なことをキャッチできるために
必要だったことだし
これから先、
またいろんなことがあるだろうし
きっとそれは
出会う人と心を通わせたり
自分の背中を見るであろう人へ何かを伝えるために
必要なことになるのだろうだろうなぁと思う。
それはやっぱり豊かなことだなぁと思った。
0コメント