ものすごく久しぶりの更新となりました!
この期間にあったことはまた別記事に書くとして、
先日見た映画がすごく心に残ったので
残しておきたいと思います。
ネットで見かけた、ほぼ日の記事
こちらを読んで
小堀医師に興味を持ち
渋谷まで見に行ってきました。
*
私自身
小学校5年生の時に
祖父が亡くなり
初めて家族の死に触れ
そこから「死ぬということ」についてよく考えるようになりました。
その10年後に
自宅で祖母、そして母方の祖父を看取るという経験をしています。
(母方の祖父は、最期はホスピスでしたが、直前まで家で見ていました)
祖母を看取った時は
最期の祖母を見たのは
私でした。
出かける予定があったので
行ってくるねー と声をかけたら
あー… とほとんど息をはくように返事?をした祖母を見たあとに玄関で準備をしていたら
様子を見にいた母が
「おばあちゃん、いっちゃった」
と祖母の部屋から出てきたのでした。
すでに軟着陸の準備をしていた祖母。
うつらうつらしていたし、前日にたくさん便が出ていたそうで
ヘルパーの姉が最期が近いとこういう風になるよ と言っていたそうです。
*
そんな経験があるので
在宅で看取る というのはいつか自分もするのかもしれない と身近に感じられるテーマでした。
映画に登場する方々は
それぞれの関係性やその方の歴史、それまでの暮らしがあって
在宅医療チームは、なるべくそれを守るように入られている
(それはもちろん毎回試行錯誤されておられるのだと思います)
そして家族のケアも。
黄金律はない
一筋縄ではいかないことも
書かれていて
どのようにしたいのか
どのようにできるのか
これらを実際に出してみて
今できる最善を行なっている
それが人が生きていくことなのだなぁと感じました。
ナレーションがない映画なので
その後や背景などを知りたくて
監督の本も購入しました。
これから全国でも順次公開のようです。
ピンと来た方は是非。
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