小さな頃
憧れていたのは
大好きだった漫画の主人公。
いつも元気で明るくて
面白くて
正義感が強い
正々堂々とした女の子。
あんな風に
どこに行っても
人に元気を与えられて
人気者で
自分の好き、信念を通せる
そんな姿に憧れていた。
でも
人生山あり谷あり。
いつも正々堂々となんてできなくて
要領だけはいい私は
うまく立ち回りながら
ずるいこともしながら
自分の気持ちに嘘をつきながら
なるべく波風立てずに がいつの間にか優先順位第1位になっていた。
そんな自分がいつの間にか嫌いになって
卑怯で
臆病で
よわっちくて
ズルい自分
お天道様に照らされたら
困る部分ばかり
隠さなきゃ
って思っていた。
ほんとは嫌なこと
ほんとは馬鹿にしてる人
傷つけた人
憎んでる人
嫌いなこと
苦手な人
逃げたこと
そんな自分の恥ずかしい部分を
今日ふと
あっていいよね、
って思えた
完全無欠になろうとしてた
でも
憧れてたあの主人公も
ほんとは色んな痛みを抱えていた
その痛みと共に生きていこう
とする姿にも
私は惹かれたんだった。
雲ひとつない澄み切った空の青ではなくて
嵐を経た後の凪、深い深い海の青
全ての経験が
自分の深みになっているんだと思えた
いつか誰かの痛みや悲しみに寄り添えるように
包めるようになれたらいいな
たまにはこういう投稿もします。笑
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